聞いたはなし。

私が聞いた話。読んだ本。あいまいもことした気持ち。

福山雅治さんみたいな男性に告白された、嘘みたいな本当の話。

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今から10年ほど前、二十歳そこそこの私は彼氏ができずに悩んでいました。

 

彼氏が欲しい。彼氏が欲しい。彼氏が欲しい…

頭の中はそのことでいっぱいでした。

 

アホです。

アホすぎます。

もっとやるべきことや考えるべきことは沢山あったのに。

 

でも真剣に悩んでいました。

私はこの先、誰かを好きになれるんだろうか…誰かが私を好きになってくれるんだろうか 

福山雅治さんに会うまでにaikoさんに寄せていくで

そんな私に、職場の先輩が

ずっと彼女がいない友達を紹介するよ☆福山雅治に似てて、aikoが大好きなんやって☆

と言ってくれました。

 

福山さんってあの福山さん??桜坂??揺れる木漏れ日、薫る桜坂?!

 

aikoさんは、あなーたをー好きで心底愛してーこんなに切ないものなんだって声をー…

のaikoさん??

 

この紹介をなんとしてでも、いいものにしたい私は、aikoさんに近くべく、前髪をパッツン・姫カットにして、服もaikoさんが着てそう!と思うものにしました。

 

友達の舞台を見に行きませんか?

そして職場の先輩・私の友達・福山さん・私の4人で呑みに行きました。

 

福山さんは先輩から聞いていた通り、福屋雅治さんにそっくりなイケメンで、私はすっかり舞い上がりました。

 

彼は私の大好物のこぼれイクラのお寿司を頼み、みんなの話をニコニコ聞いてくれて、福山雅治さんそっくりの優しい声でお話してくれました。

 

いや、もう今まで色々あったけど、今ここにいれることに感謝するレベルの素敵な人でした。

 

これまで私をバカにしてきたクラスメイト、教師、サイコパスな父親、私とは契約延長しないと言った部長…これまでの人生で出会った 全ての人に感謝するくらい、素敵な人でした。

 

そして飲み会の途中で私は福山さんにお願いしました。

今度友達の舞台を見に行きませんか?連絡先交換してください。

 

何度かデートをした後に

福山さんは本当に友達の舞台を一緒に見に行ってくれました。

その後何度かデートをしました。

 

食事のお店はいつも焼肉屋さんでした。

 

福山さんは焼肉が好きで、料理ができなくて、優しくてかっこよくて、スマートにいつもご馳走してくれました。

 

そして何度めかのデートのあと、「付き合ってください」と告白してくれました。

 

なぜか職場の先輩を選んでしまった

わーい、私のような女が福山雅治さんにそっくりな人と付き合える!

 

き、せ、き☆

 

と喜んでいたら、なぜか紹介してくれた職場の先輩が 時を同じくして私に告白してきました。

 

そしてなぜか職場の先輩と付き合うことにしてしまいました。

 

思い返せば、あれが人生最大にして最期のモテ期

 

なんで先輩のほう選んじゃったかなぁ…。

 

上から言える立場じゃないですが、職場の先輩は

ケチで料理ができて、いつも割り勘で、一人暮らしが長くて…結婚相手としてはいいような気がしたんです。

 

そう、当時の私は二十歳そこそこなのに、結婚したかったんです。

 

付き合ったら楽しい人と、結婚したら幸せになれそうな人

当時の私は、ほとんど毎日焼き肉を食べに行く福山雅治さんよりも、家で一人鍋を食べる先輩のほうが結婚という言葉をリアルに考えられました。

 

先輩と付き合いましたが、ケチでごめんなさいとありがとうも言えない人だったので、福山雅治さんとお付き合いできたらよかったな…と後に後悔しました。

 

おわり。